- コラム
- 公開: 2021/03/28
- 7
- 1
美味しいと評判! 下関市吉見のカマボコあれこれ♪ 名店・市村蒲鉾に取材してきました♪
魚介類が美味しいと評判の下関市。その魚介類を使って職人の技で作られる蒲鉾や竹輪もまた美味。
今回は、下関市吉見の名店「市村蒲鉾」に「吉見蒲鉾」のあれこれを聞いてきました。
吉見蒲鉾の歴史
吉見蒲鉾の歴史は大正10・11年頃まで遡ります。その頃は近所の農家から「ワラ」をもらってす巻を作成。数年後、上方の大阪方面より職人といわれる方々が流れて来るようになり、現在のような板付蒲鉾が始まったそうです。
当時の売り場は余山市場。なお、昭和9年・10年頃に同市場は唐戸市場になったとのこと。
さて、今回取材をさせていただいた「市村蒲鉾」はというと、当時、同店創業者の市村清記さんが、吉見蒲鉾の先駆者・村田鹿造さんの下で修行。その後、数店を渡り歩き、昭和13年に「市村蒲鉾」を起業しました。ちなみに、戦時中に吉見地区の蒲鉾屋で企業合同していた時
期もあるそうです。
ふるさとの味「すまき」
本わらで巻いた「すまき」はストローで巻いたものとは水分の抜けが微妙に違う為か、不思議と食感が異なってきます。地元の人は特にこの麦わら簀巻きの食感を好んでいます。
わらの上手な外し方
一度両手で軽くねじると、パラパラと綺麗に外れます。
下関ならではの贅沢な練り物 厚焼き
上質なすり身(魚肉の加工品)をたっぷりの卵に閉じ込めて鉄鍋で1つずつじっくり手焼きして作る、下関の名産「厚焼き」。市村蒲鉾の公式サイト等から注文可能です。
▼公式サイトはこちら
おまけ…
魚が美味しい山口県の練り物は吉見地区以外にも有名な所が多数あります。
ちなみに、他の地域は蒲鉾で肉を取った後の2番肉で天ぷらを作っていたが、下関はアジが良く取れた為、元々アジの1番肉でてんぷらを作っていたのだそう。そしてこれがもの凄く美味しいと評判になりました。資源の問題もあり、原料が変わった現在でも元々の品質が保たれ、全国各地で高い評価を得ています。
「行ってきたよ!」「近くに○○があるよ!」「○○がおすすめだよ♪」
などなど、皆さんで楽しくおしゃべりしましょう♪
なお、コメント機能は誹謗中傷や荒らし行為等から読者の皆さんを守るため、ほっぷ下関編集部による承認制をとっております。送信したコメントは承認された後に公開されます。 注意および禁止事項はこちら
いつもの日本酒がいつもより美味しく頂けそうな感じがします。
ちなみに、『この蒲鉾にはこの日本酒が合う』っていう、おススメがあれば教えて下さい。