【下関市】歴史が苦手でも大丈夫！ゆるっと学べる『平家物語』の世界。

あの有名な一節が、令和の今、静かに息を吹き返えそうとしています。

平家の地に暮らす下関の人にこそ、耳を傾けてもらいたいと言われている物語。

この講座では語られるのは、平安の昔を伝える、琵琶法師の物語。

2025年6月、赤間神宮で、平家物語を読む会、

あの「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり――」から始まる、あの物語を読む会が始まります。

冒頭だけは聞いたことがある、という方も多いかもしれませんが、

ちょっとさみしい話ですが、

実はこの一節すら、最近は知らない人が多くなったと言われているのだそうです。

だからこそ、今、講座に参加して、物語に触れてみる価値があるのかもしれません。

会場は、平家のホームグラウンド、歴史の香り漂う赤間神宮の、竜宮殿。

地下１Fの講義室では、

琵琶の音が遠くから聞こえてくるような気配ので、物語の世界が広がっていきます。

講師は、梅光学院大学の田口寛教授。

歴史がちょっと苦手な方にも寄り添った、

あたたかくて、わかりやすい解説が大好評なのだそう。

教授曰く、

歴史と伝説が交錯するこの土地で物語を学ぶと、街の景色が変わって見えるのだそう。

この講座は、毎回１話完結型で、

連続ものだったら追いつけないかも…という方も参加しやすいスタイルです。

“平家物語のベストシーン集”を味わうような感覚で、

どの回から来ても楽しめるように構成されているとのこと。

歴史の名場面にちょこっと立ち寄るつもりで、お気軽にどうぞ。

もちろん、6月からのご参加なら、物語のはじまりから一緒に旅ができますので、

ちょっと得した気分になれるかもしれません。

手ぶらでふらっと参加できる、気軽で雅な市民講座。

途中からでも、一回だけでも、大歓迎。

「今日は誰が主役かな？」と物語をのぞきにくる感覚で、参加してみてはいかがでしょうか。

お申し込み・お問い合わせは田口教授の勤務先メールアドレスまで

(田口寛教授、赤間神宮関係者の皆様、取材協力いただきありがとうございました)