元日より再開！ 毛利博物館企画展「毛利家のお正月」

毛利博物館（防府市多々良）では、１月２０日（月）まで企画展「毛利家のお正月」を開催中です。

古くから人々は人生や季節の節目を祝い、行く末の幸せを願ってきました。

江戸時代の大名家においてもそれは同様で、各大名家では藩と家の繁栄と永続を願って、祖先の功績を佳例として称え、季節ごとに祝いの行事を執り行ないました。

本展では、季節の節目の中でも特に重要とされる「正月」において、大名毛利家の行事を華やかに盛り上げた品を中心に展示しています。

メインとなる展示物「正月飾り」は、毛利家を一代で大大名にのし上げた毛利元就の所用とされる甲冑や軍扇、初代萩藩主の毛利秀就が朝廷より賜った太刀とその拵など、由緒や縁起を担いだ佳例の品々で構成されています。

この他、「三番叟図」（土佐光成筆）や「獅子舞図」（大庭学僊筆）、「松鶴蒔絵盃台・三つ組盃」（江戸時代）など、おめでたい意匠の絵画や工芸品等も多数並びます。大名毛利家の祝いの行事を彩った、縁起の良い名品の数々をじっくりとご覧ください。

観覧時間は９時から１７時まで。

観覧料は一般９００円、小中学生２５０円。なお、同館は１２月３１日（火）まで年末休館中で、年明けは１月１日（水祝）より通常通り開館し、以降は無休となります。

■問い合わせ

毛利博物館

０８３５‐２２‐０００１