錦帯橋創建350年 吉川家と錦帯橋

吉川史料館(岩国市横山)では、12月24日(日)まで企画展「吉川家と錦帯橋」を開催中です。

今年は、岩国領主・吉川広嘉が錦帯橋を創建して350年の節目に当たります。

関ヶ原の合戦(1600年)後、岩国に移封された広嘉の祖父・吉川広家は、防備を重視して錦川下流域の横山の地に館と要害を構え、その対岸に城下町を作りました。

そこで横山地区と城下町を結ぶ橋が必要となりましたが、大雨等による増水を繰り返す錦川に、流されない橋を架けることは容易ではありません。そして、1673年にようやく完成したのが、5連アーチ型の錦帯橋です。

本展では同館の所蔵品から、横山を拠点と定めた広家の関連史料を中心に、錦帯橋創建に至った経緯を示す史料など計約35点を展示。「豊臣秀吉朱印状写」「徳川家康書状」「黒田長政自筆書状」等の国指定重要文化財10点の他、広嘉所用の品々、錦帯橋創建にまつわる『西湖遊覧志』の写本等、貴重な史料の数々をご覧ください。

観覧時間は9時から17時までで、水曜休館。観覧料は一般500円、高大生300円、小中学生200円。

なお、10月26日(木)~11月26日(日)の期間には、同館所蔵の国宝「狐ヶ崎の太刀」(鎌倉時代初期/為次作)を展示。同期間中は、広家所用の「鯰形兜」も見ることができます。

■問い合わせ

吉川史料館

0827‐41‐1010

Information

開催期間
開催中~12月24日(日)
開催地
吉川史料館(岩国市横山)
問い合わせ先
吉川史料館 0827‐41‐1010

錦帯橋創建350年 吉川家と錦帯橋

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